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懐かしい名前を聞いたもので・・・ [ネムネコの呟き]

2年ほど前まで、某Q&Aサイトで、常連回答者なるものをやっていた。
そのときの回答者仲間と言うべきヒト――ネムネコ・ファミリ――に
ddtddtddtさんがいた。

某Q&Aサイトが、「教えて◯◯」と「OK屋さん」に分裂したのをキッカケで、ネムネコは回答者から足を洗って、ブログに専念するようになった。この分裂劇がなければ、俺はブログをやっていなかったかもしれないね。

ネムネコは「教えて」で、
ddt³さんは「OK屋さん」だったので、その後の動静をまったくつかめなかったのだけれど、ブラゲロが次のようなコメントを送ってくれた。
 ――ネムネコ・ファミリーの多くは、何故か、「OK屋さん」所属であった。これも回答者をやめたことの一因である――


 こんばんは。

 【Q:神は人間の投影だと言う。では 全知全能もそうか?】
 http://soudan1.biglobe.ne.jp/qa9228163.html
 
これに ddtddtddt さんが 参戦。久しぶりぶりのぶりです。

 ジャスト・お知らせです。

 by bragelone (2016-09-14 20:47)


ddt³さんとネムネコは、バリバリの理系だから考え方が似ている。
それでも違いがある。
ddt³さんは物理的な意味を重視するけれど、ネムネコは、数学的形式を重視し物理的な意味、解釈などはしないという違いがある。

量子とは何だ?
粒子性と波動性とは何だ?

ネムネコは、こんなことは考えない。
数式、数学的な形式こそ全て。他に何が必要か!!
量子、量子の粒子性、波動性という考え方はは過渡的なもので、定式化された以上、積極的に捨て去るべきだ。

こういった違いがあるんだにゃ。

懐かしいね、ホント。
懐かしいから、踊るケロよ。



分裂直後、
「ネムネコ、OK屋に来い!!」
みたいなリクエストがアチラにあったようだけれど、オレはどちらにも戻る気はないにゃ。


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ddtddtddt

 ネコ先生、お久しぶりです(^^)。

 さいきん見ないと思ったら、そういう事だったんですか。自分は分裂した事にすら、しばらく気づきませんでした。

>数式、数学的な形式こそ全て。他に何が必要か!!

 素朴実在論が大好きな自分としては、「どうしても必要だジョ~、必要だジョ~」・・・バカボンも映画化されるみたいですし(^^;)。

 ともあれ、お元気そうで何よりです。
by ddtddtddt (2017-01-05 15:32) 

bragelone

  ddtddtddt さん。こんにちは。ブラゲロです。

 ねこさんは でーでーてーさんのこのコメントにまだ気づいていないのですかね。

 と ひと言 差し挟みました。
 では では。お元気で。
by bragelone (2017-01-07 21:03) 

nemurineko

2週間ほど、留守をしておりまして、今日、1月10日にこちらに戻ってきました。
そのため、返事が遅れましたが、
ddt³さん、こんばんは。
そして、
お久しぶりです。

このブログを始めたのは、「OK屋」さんと「教えて○○」の分裂後、暫くしてから。
neutralさんに「大昔、自身の楽しみのために、一時期、ファンタジー小説を書いたことがあるんですよ」と言ったところ、
neutralさんに「ならば、公開したらいいんじゃないですか」と言われ、それで、
ネムネコ・ファミリーの皆さんに、私が大昔に書きなぐったファンタジー小説を紹介する場として、このブログを始めたんですよ。
OK屋さんの方は、分裂後、システムはほとんど変わりませんでしたけれど、
「goo」の方は、お礼は400字以内、回答者への補足(説明)は1質問で10回以下、Q&Aのシステムが大きく変わって、突っ込んだ話がまったくできなくなったんですよ。
それに、「ネムネコ・ファミリー」の多くのヒトが「OK屋さん」でしたから、
 ――kantoさん、人の道などを除き、ほとんどが「OK屋さん」の会員だった――
「goo」への質問のレベルが大幅に下がりましたから、質問に回答を寄せる意欲が減退してしまった。
それでも、分裂直後、1ヶ月くらいは人寄せパンダになるべく、回答を寄せたりしていたのですが、哲学カテのレベルの低下は、私一人の力では、如何ともしがたく、
「私が数学カテに回答を寄せていたときに、数学の質問に回答を寄せていたヒトたちもすっかりいなくなったことだし、、オレもそろそろ潮時かな」
ということで、足を洗った、という次第です。
 ――現在も続けているのはTasconさんとstomachホニャララさんくらいかな――

ネムネコ・ファンタジーも残るところあと1作になりましたし、そろそろ、このブログも・・・

なんてことを最近、考えております。

最近、私がもうひとつやっている「ねこ騙し数学」というブログの訪問者数やアクセスランキングが「ねむねこ幻想郷」を越えていますし(^^ゞ

ねこ騙し数学
http://nekodamashi-math.blog.so-net.ne.jp/

ところで、
4月くらいから「数値解析」についての記事を幾つか書こうかと企んでいるのですが、
私は有限要素法や境界要素法を使ったこともなければ、そのプログラムを作ったこともないので、
記事を書いてm(__)m


by nemurineko (2017-01-10 20:26) 

ddtddtddt

 記事ではないんですが、シンプレクティック法っていう面白い数値積分法があるんですよ。これは運動方程式(2階常微分方程式)専用の方法ですが(多自由度可)、本質的に陽解法で非線形にもそのまま使えて、計算手続きは陽的オイラー法とほとんど変わらないのに精度保証がある(無条件安定で解は絶対に発散しない!)という、いつか夢に見た方法です(^^)。

 ただし現在のところ確立されているのは保存系に限られます。万有引力下の3体問題とか計算すると面白いかも知れません。基本的に発散や縮退がないので、かなりの確信を持って数値解を信じる事が出来ます。それに計算手続きが、非常に簡単です。ルンゲクッタなんか見たくなくなります(^^)。

 ※ あんまりな悪条件下では、もちろん発散しますが・・・(^^;)。

[参考URL]
1) ハミルトン力学系のためのシンプレクティック数値積分法,吉田春夫,
https://ir.soken.ac.jp/index.php?action=pages_view_main&active_action=repository_view_main_item_snippet&pn=1&count=50&order=16&lang=japanese&creator=%E5%90%89%E7%94%B0+%E6%98%A5%E5%A4%AB&page_id=29&block_id=155
2) シンプレクティック積分法について,陰山聡,
http://www.research.kobe-u.ac.jp/csi-viz/members/kageyama/docs/140110a_symplectic_integrator.pdf

[参考文献]
3) 臨時別冊・数理科学,計算物理入門,サイエンス社,2001年9月.

 じつは、保存系のシンプレクティック法を強引に非保存系に拡張したお試し論文を昨日、身内の業界の学会の全国大会に投稿しました。

 どれくらい強引かというと、「本職の数学屋さんが激怒する」・・・くらいです(^^;)。
by ddtddtddt (2017-04-04 18:08) 

bragelone

またまた ブラゲロです。


ねこさん ブログはお休み? 方針の転換?

ヴェリー ビジー?

お元気ですか?




連続体仮説で またけんかしちゃった。
by bragelone (2017-04-12 09:09) 

nemurineko

しばらく留守にしておりましたので、お返事が遅くなってしまいました。

シンプレクティック法なる(微分方程式の)数値積分法は初めて耳にしました。
オイラー法は精度的に論外ですが、数値計算でよく使われるルンゲ=クッタ法ですら、バネの単振動や振り子(線形化したやつ)といった簡単な保存系の力学系でも時間の経過とともにエネルギー保存則からの逸脱が大きくなるそうですから、本当に簡単な――論文をチラリと見たところ時間推進演算子の予測が結構難しそう――手続きで近似計算が可能ならば、非常に興味深いですね。

この欠点を解消する、エネルギー保存則が満たされる「かえる跳び法」(リープ・フロッグ法)と言うものを聞いたことがあります。

リープ・フロッグ法
https://goo.gl/5MFgeu

ウィキペディアの記事によりますと、「かえる跳び法」もシンプレクティック数値積分の一種のようですが、この方法ですと中心差分を使っているようなので、中心差分が悪さをして非線形問題だと時に数値解が発散したり、振動したりしそうですが・・・。

陽解法でありながら、計算が無条件安定というのも魅力ですね。

〜〜〜〜〜
 じつは、保存系のシンプレクティック法を強引に非保存系に拡張したお試し論文を昨日、身内の業界の学会の全国大会に投稿しました。

 どれくらい強引かというと、「本職の数学屋さんが激怒する」・・・くらいです(^^;)。
〜〜〜〜〜
数値計算ですから手法が多少強引でも、数学的に多少の瑕疵があったとしても、それらしい答が常に得られるのならば、問題はないのではないですか(^^ゞ

私は数値計算の専門家ではないのでよくわかりませんが、聞くところによりますと、数値計算は職人芸的なところがあって、何故かわからないけれど、こうすると計算がうまくいく、それまで発散したいた計算がうまく収束するというところがあるようですし(^^)


by nemurineko (2017-05-08 16:01) 

nemurineko

bragelonneさん、こんにちは。

〜〜〜〜〜
ねこさん ブログはお休み? 方針の転換?
ヴェリー ビジー?
お元気ですか?
〜〜〜〜〜〜
コチラの都合でしばらく留守にしておりまして、ブログを更新できませんでした。


☆連続体仮説で またけんかしちゃった。
◇数学の集合論の「濃度」の話ですか?

連続体仮説
連続体仮説(れんぞくたいかせつ、Continuum Hypothesis, CH)とは、可算濃度と連続体濃度の間には他の濃度が存在しないとする仮説。19世紀にゲオルク・カントールによって提唱された。現在の数学で用いられる標準的な枠組みのもとでは「連続体仮説は証明も反証もできない命題である」ということが明確に証明されている。
https://goo.gl/nWvsVB

であるとすれば、この仮説の真偽は不明ですよ。
そして、この仮説を選択するか否かは自由です。

ユークリッド幾何学の平行線公準
「平面上に直線と、直線上に存在しない点が与えられたとき、点を通り直線に平行な直線は与えられた平面に高々1本しか引くことができない」
を認めるか認めないかのように、可算濃度と連続体濃度の間の濃度を認めるかどうかによって違った数学、違った結論になる。
前提が異なっているのですから、結論が異なったとしても驚くに値しないのではないでしょうか。
そして、新たな前提によって得られた結論が納得できない、承服できないのならば、その前提を認めなければいい(^^ゞ
その前提の真偽が証明されないのだから、その前提の有用性が認められない場合、その前提の受け入れを断固拒否するという立場もあるんじゃないでしょうか。

相手の話を真摯に聞くこと、相手の考え方を尊重することは大切だと思いますが、どう考えても納得できないものを無理に受け入れる必要はないでしょう。
「そういう考え方もあるのだ(。でも、私はその考え方に反対だ(^^))」で十分ではないでしょうか。

ところで、どこで喧嘩をなさったのですか?
よろしかったら、教えてくださいm(__)m


by nemurineko (2017-05-08 17:04) 

bragelone

お帰りなさい。

【Q:連続体仮説の扱いは 《非知》ですか? (大澤真幸説への批判です)】
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/9700259.html

その後 次のような・けんかの続編もあります。
【Q:不完全性定理って 現実から離れた数学としての真理なのか? それとも 現実に即しているのか?】
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/9716508.html


オッカムの剃刀に倣いまして。


今日から そうとう暑いです。
by bragelone (2017-05-08 20:15) 

nemurineko

こんばんは。

ゲーデルの不完全性定理については、Web上の記事
「どんな理論体系にも、証明不可能な命題(パラドックス)が必ず存在する。
それは、その理論体系に矛盾がないことを
その理論体系の中で決して証明できないということであり、
つまり、おのれ自身で完結する理論体系は構造的にありえない」
という記述が間違っていると思いますよ。

ペアノ算術などの無矛盾な自然数論を含む理論体系では、真偽を証明できない命題――真偽が定まらないものは命題ではないが(^^ゞ――が少なくともひとつある
というようなことを言っているのであって、自然数論を含まない理論体系にこの定理はそもそも適用できませんよ。

ウィキペディアのゲーデルの不完全性定理の記事にも、
〜〜〜〜〜〜
不完全性定理は「『自然数論を含む帰納的公理化可能な理論が、無矛盾(ω無矛盾)であれば』~」という形の定理である。したがって、自然数論を含まない公理系や、帰納的公理化可能でない理論が完全であっても、不完全性定理とは矛盾しない。
(中略)
プレスバーガー算術は帰納的公理化可能、無矛盾かつ完全である。プレスバーガー算術は加法しか含まない公理系であり、ゲーデル数によるコード化のテクニックを扱えない。そのため、不完全性定理は適用できない。また、実閉体の理論やユークリッド幾何学も完全であり、(直観に反して)算術を含まないため、不完全性定理は適用できない。したがって実閉体の理論は決定可能である。
https://goo.gl/U9Ndmq
〜〜〜〜〜〜
としっかり書いてあります。

しかも、これは数学という人工的なフィクション、虚構の世界での話であって、これを物理学や哲学などの他の学問に安易に適用するなど論外ですよ。

不可知論者などは、自分の考えの論拠にするために、数学のこうした定理を自分に都合がよいように我田引水的に引用しますので、あえてこうしたことを書いてあるのでしょう。

一方、
連続体仮説の扱いは 《非知》ですか? (大澤真幸説への批判です)
の「大澤真幸説」は、まったく意味不明で何を書いてあるのかまったく理解できません。
超越という言葉を使っているようですから、数学の集合論の用語「連続体仮説」を使って、「俗」と「聖」が断絶していると言っているようにようにしか思えません。
そして、この類比、アナロジーが適切かどうかもかなり疑わしいように思います。
こういう文章、考え方は「百害あって一利なし」だと思いますので、読まれないほうがよろしいのではないでしょうか。


by nemurineko (2017-05-08 22:43) 

bragelone

こんばんは。ご説明 ありがとうございます。

大澤真幸は 或る程度の定評がありますので 取り上げないわけには なかなか 行きません。取り上げてもしょうがないと説明できたときには 放っておきます。

不完全性定理。はっきり言ってその定理そのものについては わたしは分かっていません。

問題は 不完全性定理が当てはまる場合と当てはまらない場合とがある。ということではないのですか?

そして そのほかにこの定理を当てはめることのない分野もあって 完全性と無矛盾とがともに成り立つ場合もある・・・ということでしょうか?

そしてそのあとの問題としては:
◇ しかも、これは数学という人工的なフィクション、虚構の世界での話であって、これを物理学や哲学などの他の学問に安易に適用するなど論外ですよ。
☆ ということですが 〔問題としては〕 現実との対応を 数学が・特に形式主義のそれが 保っているか? なのだと思います。

対応から外れたかたちをとったとしたら コントの第三段階が 実証主義という方法のもとに 毛色のちがった形式主義をも別様に派生させている・・・となるのだと思います。
by bragelone (2017-05-08 22:59) 

nemurineko

こんばんは。

〜〜〜〜〜〜
問題は 不完全性定理が当てはまる場合と当てはまらない場合とがある。ということではないのですか?

そして そのほかにこの定理を当てはめることのない分野もあって 完全性と無矛盾とがともに成り立つ場合もある・・・ということでしょうか?
〜〜〜〜〜〜
という理解でよいのではないでしょうか。
すくなくとも私はこのように理解しています。


〜〜〜〜〜〜〜
◇ しかも、これは数学という人工的なフィクション、虚構の世界での話であって、これを物理学や哲学などの他の学問に安易に適用するなど論外ですよ。
☆ ということですが 〔問題としては〕 現実との対応を 数学が・特に形式主義のそれが 保っているか? なのだと思います。
〜〜〜〜〜〜〜
私はもっと即物的に「理論と現実が合っていなければ、理論が間違っている」と考えます。
どんなに数学的に美しく、素晴らしい物理学などの理論やモデルがあったとしても、実際の観測結果と大きく食い違っていたり、その理論に反する観測結果が得られている場合、その理論やモデルは捨て去るべきでしょう。
現実を理論に合わせるというのは本末転倒ですよ(^^)

また、不完全定理が主張する真偽が定まらない数学の命題があったとして、それが数学的にさして重要でない、とるに足らない程度の命題にすぎないことも考えられます。であるので、この問題に神経質になるのも建設的でないのかもしれません。

もっとも、私の哲学は表象主義的で不可知論を含むものですから、たとえ数学の世界であっても、真偽不明の命題があったとしても何の不都合も生じません。
それは神ならぬ不完全な人間の知性の限界として現実を素直に受け入れます(笑)。


by nemurineko (2017-05-09 00:17) 

bragelone

お早うございます。

◇ ~~~~~~~~~
私はもっと即物的に「理論と現実が合っていなければ、理論が間違っている」と考えます。
どんなに数学的に美しく、素晴らしい物理学などの理論やモデルがあったとしても、実際の観測結果と大きく食い違っていたり、その理論に反する観測結果が得られている場合、その理論やモデルは捨て去るべきでしょう。
現実を理論に合わせるというのは本末転倒ですよ(^^)
~~~~~~~~~
☆ こういう立ち場もありなんですか? 分かりやすく共鳴するものですが。


推測で言うんですが コンピュータの場合 イエスかノーかで答えを決めて行くんですよね? どこまでも。

その思考ないし判断の形式に合った論理そしてその論理にもとづく世界モデルや情況モデルは AI が現実と《現実的に》向き合っていると認められる限りで その手法がグローバルに成って行く・・・のではないですか?

簡便法がのさばって行くというような。・・・


あと 《不可知》の定義もやっておきたいです。
by bragelone (2017-05-09 08:13) 

nemurineko

こんばんは。

こんにちは。

☆その思考ないし判断の形式に合った論理そしてその論理にもとづく世界モデルや情況モデルは AI が現実と《現実的に》向き合っていると認められる限りで その手法がグローバルに成って行く・・・のではないですか?
◇AIは新手の、新種の「ラプラスの悪魔」ですか(^^)

ラプラスの悪魔
ラプラスの悪魔(ラプラスのあくま、Laplace's demon)とは、主に近世・近代の物理学の分野で未来の決定性を論じる時に仮想された超越的存在の概念であり、フランスの数学者、ピエール=シモン・ラプラスによって提唱されたもののこと。ラプラスの魔物あるいはラプラスの魔とも呼ばれる。
https://goo.gl/7Gcq0S

それはそれとしまして、
〈世界モデル〉や〈情況モデル〉は、人間が世界や情況を勝手に判断・解釈し、世界を単純化して〈世界〉モデルなどを作り、コンピュータに与えるわけでしょう。ヒトが勝手に描いた仮想的・ヴァーチャルな世界をコンピュータ内に再現していると言ってもいいのでしょう。
そして、この、実在する世界とは異なる、単純化された〈世界モデル〉を前提に、人間が与えた特定の計算手続き・アルゴリズムによってコンピュータや人工知能AIが現象やヒトの振る舞いなどを計算をする、予想する。
だから、
計算量が膨大で人間には事実上この計算ができないので、機械的計算が得意なコンピュータにそれを肩代わりさせているだけ。
ただ、コンピュータの計算量、計算速度が圧倒的で、短時間に人間では事実上不可能な計算を行うことができるので、コンピュータやAIは何かすごいことをやっているように見える・・・。
もっとも、コンピュータは計算機ですから、プログラムなどが間違っていなければ、人間と違って計算を間違えることはありませんが。

将来的には、AIが問題に応じてみずから思考し、人間の助力を一切得ることなく、その問題を解決するアルゴリズム、計算手続きを新たに生み出し、問題を自力ですべて解決するようになるかもしれませんが、これは現段階では絵に描いた餅にすぎず、本当にこのようなAIやシステムを作れるのかどうかすら不明。


また、宇宙(の現象)を支配する根源的な(物理の)方程式が発見されたとします。
そして、この方程式を元に宇宙を正確に再現しようとする場合、ある時刻における宇宙についての全情報を知る必要があります。しかし、ヒトは神やラプラスの悪魔ではありませんからこの情報をすべて知ることはできず、ヒトが得られる情報は限られたものにならざるを得ない。そして、この限られた情報をもとに、「こうではないか」という様々な推測や憶測、仮定を入れて計算をせざるを得なくなる。ここに実際の宇宙とモデル的な宇宙との食い違いが生じる。
これが第1点の問題。

次に、コンピュータを用いて、この情報と根源的な方程式に基づいて、特定の有限時間内に解くことができるのかという問題があります。
これはコンピュータの計算能力の問題ですね。
コンピュータ内に再現された宇宙の1秒後の状態を計算するのに百万年の時間を必要とする、実際の宇宙が終焉する時間、宇宙の寿命よりもその計算に要する時間のほうが長いというのでは、実質、計算できないということと同じですから。

さらに、この計算を行うに必要なコンピュータの電力、エネルギーを我々人類は賄うことができるかという問題が発生します。
現在の世界最高速のスパコンの電力消費量は原発1基分と言われていますから、我々人類は、おそらく、この宇宙を再現するコンピュータ、この計算をするために必要なエネルギーを確保できないでしょうね。

ですから、これらのコンピュータ特有の問題をクリアーするために、つまり、計算量を大きく減らすために、計算精度を犠牲にした粗い計算にならざるを得ない。
どんなに少なく見積もっても太陽系1個分、おそらく数光年くらい、ひょっとしたら銀河1個分くらいのオーダーの誤差は許してもらわないと、とてもじゃないけれど計算は不可能(^^)
そして、数光年オーダーくらいの誤差を小さくするために、根源的な方程式には本来ない様々な仮定、計算モデルを導入し、観測結果との辻褄合わせを行わないといけないでしょう。

これらの理由から、AIによる「新手の、新種のラプラスの悪魔」を生み出すことはできないと思いますね。
せいぜいできるのは、ごく限られた情報と、しかも、粗くて限定的な能力しか有さない新手のラプラスの悪魔。

bragelonneさんの質問に対して、stomachmanさんが
〜〜〜〜〜〜〜
TOE(宇宙の究極の理論)が完成したって私が明日ラーメンを喰いたくなるかどうかを計算するのは不可能である。なぜなら、いくらモデルを「原理的に」記述したって、あまりに迂遠すぎて計算が馬鹿馬鹿しいほど莫大になるんです。
https://goo.gl/eIuzvm
〜〜〜〜〜〜
と書いてあるように、
「私が明日ラーメンを食いたくなるかどうかの確率――量子力学的なものが絡むので確率という言葉を追加――を計算する」
なんてことは土台不可能。

ですから、コンピュータやAIに対する過信は禁物ですよ(^^)


by nemurineko (2017-05-09 19:47) 

bragelone

こんばんは。ご説明をありがとう。

ええっと。わたしは ねこさんの見解に与しているつもりなんです。
◇ ですから、コンピュータや AI に対する過信は禁物ですよ(^^)
☆ と言っても 信用するまでの関心と知識が そもそもないんです いまのところ。

知りたいと思ったのは 次のように《精度》を落として 形式主義的・AI 的な《部分現実》が すでに発車していますしその路線はさまざまに広がって来ているのではないですか? と単純にお聞きしています。

◇ ここに実際の宇宙とモデル的な宇宙との食い違いが生じる。 / これが第1点の問題。
◇ ~~~~~~~
どんなに少なく見積もっても太陽系1個分、おそらく数光年くらい、ひょっとしたら銀河1個分くらいのオーダーの誤差は許してもらわないと、とてもじゃないけれど計算は不可能(^^)
そして、数光年オーダーくらいの誤差を小さくするために、根源的な方程式には本来ない様々な仮定、計算モデルを導入し、観測結果との辻褄合わせを行わないといけないでしょう。
~~~~~~
☆ 見切り発車した路線とダイアグラムが 生活の現実に浸透して来ているのではないか です。

そこんところの微妙な《現実度》というのが わたしにははっきりしないんです。

やらしておけばよい・・・という見方ですか?

by bragelone (2017-05-09 21:18) 

nemurineko

こんばんは。

☆ 見切り発車した路線とダイアグラムが 生活の現実に浸透して来ているのではないか です。
そこんところの微妙な《現実度》というのが わたしにははっきりしないんです。
やらしておけばよい・・・という見方ですか?
◇深く浸透してゆくと、世の中の多くのヒトは〈バーチャル〉と〈リアル〉の境目がなくなってゆき、いわゆる〈ネトゲ廃人〉のようになってしまうのではないでしょうか。

インターネットゲーム依存症 見分け方
https://goo.gl/DiLmQf

この記事を参考にすると、
1 現実世界への関心の低下
2 現実社会からの逃避
3 〈リアルワールド〉よりも〈ヴァーチャルワールド〉の優先
といった現象が起きるのではないでしょうか。

現実がどうであれ、ヒトは基本的に自分が見たいもの聞きたいものしか見たり聞いたりしない生き物。自分好みの情報や考えのみを正しいと考える。
また、往々にして、楽な方へ楽な方へ、危険が少ない安易な方へと流れてゆく。
そして、コンピュータの作るバーチャルな世界を視覚、聴覚などの五感を通じて我々に提供してくる。

プラトンのイデア論を参考にすると、
 コンピュータのつくるヴァーチャルな世界⇔イデアの世界
 現実、リアルな世界⇔不完全なイデアの世界
なんて事態にならないとも限らないんじゃないですか。

現に、ヨーロッパのキリスト教徒たちは、古代から中世にこのような世界を地上に現出させましたしね。


by nemurineko (2017-05-09 22:21) 

bragelone

ううーむ。そういう問題なんですか。

依存症として ヴァーチュアル・リアリティがからむ場合というのは:
◇ ヨーロッパのキリスト教徒たちは、古代から中世にこのような世界を地上に現出させました
☆ という問題だと見ているんですか。

ううーん。だけれど そういうことを言ったら ゴータマ・ブッダの示し遺したヴァーチュアル・リアリティは いまでも一定の割り合いの日本人らをその銀河鉄道か何だかの列車に乗せて運んでいるとも考えられます。お花畑のまぼろしをいまでも見させていると。・・・極論でしょうけれど。

やらしておいてよいとは言えないけれど やるにまかせないと 何も次のステージへとは進まない。・・・といった状態・情況なのでしょうか?


ちなみに 数学の暴走・・・ではないんですね?
by bragelone (2017-05-09 22:39) 

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