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今日のクラシック、グリーグ作曲『ホルベアの時代』 [今日のクラシック]

今日のクラシックは、グリーグ作曲『ホルベアの時代』です。


バロック期の音楽様式を借りた擬古典的な曲――この時代、こうしたことがすこし流行った。レスピーギやストラヴィンスキーなどにも擬古典的な曲が存在する――ですが、心が浮き立つような名曲。演奏も素晴らしいし、一聴の価値がある曲であり、演奏だと思う。


グリーグといえば、『ピアノ協奏曲』と組曲『ペールギュント』が飛び抜けて有名ですが、この他にも、このような佳作、名曲があるという話です。


ルービンシュタイン90歳の演奏らしいけれど、音に芯があり、音が強いにゃ。凄いにゃ。

さらに、『ペールギュント』も紹介しておくにゃ。


こういう曲を演奏させたら、カラヤンはピカイチだにゃ。深みのない表面的な演奏かもしれないけれど、他の指揮者の追随をゆるさないと思うケロ。


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90歳の指揮者ブロムシュテット、時として挑戦的な解釈 [今日のクラシック]


ブロムシュテットは、オーソドックスなスタイルの指揮者で、才気走った、独創的、挑発的な解釈はできないにゃ。と言うよりも、逸脱できる幅が小さくて、ブロムシュテット本人がそうしようとしても、挑発的な解釈にならない(^^)
そのため、どうしても聞く側にはオーソドックスに聞こえてしまう(^^ゞ
例えて言うならば、和食の職人が和食以外の料理を作ろうとしても、和食風なものになってしまうのと同じこと。

ということで、ブロムシュテットの挑発的な、野心的な解釈の指揮を紹介する。


これは原典版ではなく(たぶん)第1稿による演奏で、その意味では野心的だけれど、解釈自体は非常にオーソドックスで、奇をてらうようなことはしていない。ブロムシュテットは、良くも悪くもそういう指揮者なんだケロ。

そして、誰もがよく知っているこの曲を最後に埋め込むにゃ。


いつも聞いている「運命」の演奏とはどこかが違うことに気付くと思うにゃ。3楽章が長いんだケロよ!!
これは解釈といえば解釈になるのかもしれないけれど、楽譜そのものがふつうのものと違うんだケロ。ブロムシュテットがこの演奏で使っているのはギュルケ版だからなんですね〜。


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今日のクラシック、レーガー作曲『レクイエム』 [今日のクラシック]

今日のクラシックは、レーガー作曲『レクイエム』です。


私が持っているレクイエムという曲のイメージとはまったく異なる、重厚で劇的――ドラマ的という意味ではなく、ど派手な展開が見られるという程度の意味――なレクイエムですね。神秘性、宗教性などは微塵も感じさせない。そこにあるのは、音、音楽だけといった曲のように感じられた。宗教的な音楽という観点からするとこの曲はどうかと思いますが、歌詞など気にしない、(クラシックの)歌唱を楽器の一つのように聞く私は、この曲、大好きです。この音、曲の作りが如何にもドイツ・オーストリア音楽的で、私の音楽的好みにピッタリです。

このレーガーの『レクイエム』にも次のグレゴリオ聖歌の旋律が使われていますね。


レーガーのこのレクイエムを聞いた感じですと、ドイツ・オーストリアの後期ロマン派的な伝統的な作風で、目新しさは感じないけれど、シェーンベルクらの新ウィーン楽派や、ポーランドの現代音楽の大作曲家シマノフスキーがレーガーの作品を研究するなど、後世の作曲家に大きな影響を与えた作曲家らしい。レーガーの作品は、日本でほとんど演奏される機会がないので、日本での知名度は低いけれど、多くの人に聞かれて然るべき作曲なのでしょう。

レーガーの『レクイエム』が終了したら、グノーの『レクイエム』が自動再生された。コチラの曲もはじめて聞いたのだけれど、非常に美しい曲なので、あわせて紹介します。


そこはかとなく、フォーレの『レクイエム』を感じさせるところがありますが、音楽的には、グノーの『レクイエム』の方がすぐれているように思います。
グノーは、オペラを多数作曲した作曲家なので、声(楽曲)を熟知しているようで、そして、何よりも華やかです(^^)
間違いなく、大変な名曲だと思います。
レーガーの『レクイエム』よりはずっとコチラのほうが聴きやすく、また、一般受けするのではないでしょうか。


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今日のクラシック、ドヴォルザーク作曲『レクイエム』 [今日のクラシック]

今日のクラシックは、ドヴォルザーク作曲『レクイエム』です。
また、レクイエムかという声が聞こえそうですが、これは大変な名曲ですよ。ですから、まずは、何も言わず、聞いて欲しい。難点は100分に迫ろうという曲の長さですが・・・


聞いて分かる通り、ドヴォルザークとしては、珍しく重厚で大変に劇的な曲。このためでしょうか、「ドヴォルザークの作品の中では最も哲学的な曲」との評価もあるようです。
――「哲学的な」曲とは、いったい、どんな曲なのだろうか(・・?――

実は、ネムネコは、あまりドヴォルザークが好きじゃない。20代の前半くらいまでは、弦楽四重奏曲『アメリカ』、交響曲第8番、第9番の『新世界から』、そして、『チェロ協奏曲』などを好んで聞いていたのだけれど、その後、「甘ったるいだけで、何か、安っぽいな」と思うようになり、最近では、まずこれらの曲を聞かなくなってしまった。


そして、最近では、8番よりも7番のほうが好きだにゃ。


作曲技法的には、第8、第9番の方が上であろうことはわかるけれど、こちらの方がドラマティック、かつ、新鮮に聞こえていいにゃ。


さてさて、もう一曲、レクイエムを。
今度は、交響曲第3番『オルガン付き』などで有名な、フランスの作曲家サン=サーンスの『レクイエム』。


この『レクイエム』でもオルガンが使われているようです。サン=サーンスはオルガンが好き(・・?

それはさておき、メロディアスで、音楽の流れが自然なサン=サーンスとしては珍しくドラマティックな曲。とはいえ、非常にメロディアスで美しく、全曲を通じて内省的、そして、神秘的な雰囲気をも漂わせている。
サン=サーンスの曲は、耳障りはいいのだけれど、聞き終えた後に、意外なほどに心に残るものがほとんどなく、進んで、繰り返して聞きたいと思うことは少ないように思う。そのためなのだろうか、一般の人気が今ひとつで、その知名度、才能の割に、演奏される曲は少ないように思う。
なのですが、このレクイエムに関しては、そうした不満を感じることはない。音楽的に非常に充実した名曲であるように思う。しかも、演奏時間が40分ほどであり、ドヴォルザークの『レクイエム』のように長くない。これは非常な強みであるように思う(^^ゞ

なお、サン=サーンスの『レクイエム』でも、グレゴリオ聖歌が使われています。


この曲は、ベルリオーズのあの曲にも使われています。


43分10秒くらいのところから(^^)


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ウィーン・フィル初の女性コンマス・ダナイローヴァ、大阪に登場 「ロシアともドイツとも違う独自の音楽解釈「伝えるのが使命」 産経 [今日のクラシック]


これはあくまで一般論ですが、
有名オケのコンサートマスター=優れたVnのソリスト
は成立しないケロよ。

それに、オーケストラには、数名のコンサートマスターがいるのが普通。ウィーン・フィルの第一コンサートマスターであるライナー・キュッヘルでさえ、ソリストとしては・・・。
日本人ではじめてベルリン・フィルのコンサートマスターになった安永徹にしても然り・・・。

ではありますが、ダナイローヴァの演奏をYouTubeで見つけたので紹介するケロ。


Vnの音は綺麗だにゃ。ウィンフィルのコンサートマスターに選ばれるだけのことはあって、テクニックや表現力もしっかりしたものを持っているようだにゃ。ただ独奏者としては、全体的に線が細く、また、個性が足りないように思うにゃ。オーケストラの団員と独奏者では求められる資質が違うのだから、これはしょうがない。あまりに強い音楽的個性を有していたら、色々な意味でオケから浮いてしまうケロよ。

ウィーン・フィルは伝統と格式の保持、奏法と音質の統一を重んじて、長年に渡り団員構成の多様性には背を向けてきたが、1997年に初めてハープで女性団員を採用。2011年にはブルガリア人のアルベナ・ダナイローヴァ氏が史上初の女性コンサートマスターに就任した。
https://goo.gl/MA7uaW

あまり変わった毛色のヒトが入ると、入れようとすると、時にオーケストラを揺るがす大事件へと発展するのであった。

ザビーネ・マイヤー事件
https://www.karajan-bpo.com/meyer.htm


ザビーネ・マイヤーのように、(国際的な)管楽器の独奏者には、有名オケの首席奏者出身のヒトが少なからずいるにゃ。バイオリニストと比較すると、奏者そのものが少ないために、需要と供給の関係のためにこのようなことが起きるのか、違う理由によるものなのかについては知らないにゃ。

それにしても、日本人は「名門ホニャララのホニャララ」や「ホニャララコンクール優勝(or入賞)のホニャララ」という謳い文句に弱いにゃ。これはブランド志向のあらわれ、それとも、音楽的感性・審美眼が不足しているために起きる現象(^^)

最後に、ミスター・フィンフィルと呼ばれた、伝説のウィー・フィルのコンサートマスターであるゲルハルト・ヘッツェルの独奏Vnを紹介。


世界的なバイオリニストのアルテュール・グルミュオーの独奏で。



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今日のクラシック 中村太地独奏Vn ブルッフ作曲『バイオリン協奏曲第1番』 [今日のクラシック]

今日のクラシックは、ブラームス・コンクールのバイオリン部門で1位になった、中村太地独奏Vnのブルッフ作曲『バイオリン協奏曲第1番』の第1楽章(の途中)です。


第5回 若者のためのチャイコフスキー国際コンクール決勝での演奏らしいですね。この時の年齢は13歳だったらしいですね。
雑な部分が多々あるようですが、13歳にしては、テクニックもしっかりしているようですし、それなりに効かせてもくれますから、なかなかの演奏といってよいのではないでしょうか。
あくまで、「13歳という年齢にしては」ですよ。
この但し書きがあることを忘れてもらっては困ります。

YouTubeに2楽章、3楽章の演奏もあるようなので、あわせて紹介します。このヒトの演奏はYouTubeにあるみたいですよ。



2015年のヴァルナ国際バイオリンコンクールで4位になった演奏はこちら↓


私は個性や才能といったものをまったく感じませんが、13歳のときの演奏と比較すると、随分と成長しているようです。妙な弾き癖はないようですし、線は細いですけれど、全体的に美しい音ですから、聞きやすい演奏ではないでしょうか。

こちら↓は、2016年の何とか国際バイオリンコンクールでの演奏。


オーケストラの演奏があまりにヒドイので思わず吹き出してしまいました。このオケにつられたのでしょうか、中村太地の演奏も・・・。協奏曲ですから、オケに合せないといけないので、きっとこのような演奏になったんでしょう(^^)
プロのオーケストラじゃないよな、これはきっと。

ビジュアル的には五嶋弟よりも上のようですし、曲がりなりにも国際コンクールで優勝もしましたし、日本に帰国すると、人気が出るかもしれませんね。


この五嶋弟の動画のコメントを見ると、随分と高く評価している日本のファンの方が多いようですね〜。
優しい方ばかりで、いいですね〜(^^)


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「今日、9月4日はクラシックの日」らしいので、小澤指揮の『幻想交響曲』でも [今日のクラシック]

今日9月4日はクラシックの日――日本音楽マネージャー協会が1990年に制定したらしい――ということで、AFPにこのような記事が出ていた。


ということで、YouTubeで小澤とサイトウ記念の幻想交響曲を探し出して、聞いてみた。


これは録音のせいかもしれないけれど、日本料理の「おすまし」や「お吸い物」のような指揮、演奏だケロね〜。「色」も薄ければ、「味」も薄い。しかも、素材の良さも引き出していない、素材そのものの味も引き出していない。何から何まで薄い、薄っぺらい、無色透明のような録音だね〜。しかも、音楽の流れが何か変で、不自然だにゃ――この変に聞こえるところ、不自然に聞こえるところが、小澤の新解釈(・・?――。
小澤教徒、小澤ファン、小澤フリークは除いて、ネムネコは退屈すぎて全曲聴き通すことが難しいけれど――この録音を全曲聴き通すのは苦痛以外の何物でもない!!――、これを聞いて素晴らしいと感動したり、これを繰り返して聞きたいと思うヒトはどれくらいいるのだろう。

「ネムネコは、クラシックの日本人演奏家の演奏に厳しいんだよ。」

「そんなことはないにゃ。同じく日本で生を受けたものとして、ネムネコは、これでも日本人演奏家に対して甘いにゃ。甘すぎるくらいだにゃ。それでも聞いてすぐそう思ってしまうんだから、しょうがないケロ。」

これならば、「個性がない、個性を感じられない指揮者」と音楽評論家から酷評されるオーマンディ――レコード会社からすると、カラヤンやバーンスタインといったスター指揮者の録音のない曲、とりあえず、そのすき間を埋める、スキマ指揮者という点で、小澤とオーマンディは似たような立ち位置の指揮者!!――の録音のほうがずっといいと思うにゃ、オーマンディの録音のほうがずっと音楽的に聞こえるケロ。少なくとも、オーマンディ―は、この録音で、フィラデルフィア管という名門オケのパフォーマンスを最大限に引き出している!!


オーマンディのほうが音楽的な流れは自然。そして、何よりも、ゴージャスで美しい(響き)!! この素晴らしい「オケの音」を聞くことができるという、この点だけでも、この録音には他の録音には代えがたい価値、魅力があると思うにゃ。

本当は、月とスッポンくらいの違いがあると言いたいけれど、そんなことを言うと、小澤教徒の反感を買い、怒られるので控えめにしたにゃ。


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今日のクラシック、アンリ・デュティユ作曲 交響曲第1番 [今日のクラシック]

今日のクラシックは、前回にひき続いて、フランスの現代音楽の作曲家、アンリ・デュティユ作曲の交響曲第1番です。


ネットで少し調べたところ、この曲に関する記事を見つけられなかったので、ネムネコの秘密の情報源から記事を引用することにする。

古典的な交響曲にはかならずソナタ形式の楽章がありますが、このソナタ形式というのは、調性の存在が重要な前提で、無調の現代音楽の時代になって、その意味が見直されなければならなくなりました。それでデュティユは、第1主題、第2主題という対立的、弁証法的な相克ではなく、単一の主題から生成させるために、変奏曲形式を応用しました。第1楽章は「パッサカリア」、第2楽章は「スケルツォ」、第3楽章は「間奏曲」、第4楽章は「変奏曲を持つフィナーレ」です。
ネムネコ秘密の情報源

ネムネコ秘密の情報源の引用にあるように、この交響曲の第1楽章はソナタ形式ではなく、バロック音楽でよく用いられたパッサカリアという形式で、交響曲の第1楽章としては非常に珍しい音楽形式。


バッハの『パッサカリアとフーガ』と比較すれば、パッサカリアという古典的な形式を踏襲しているけれど、それを現代的に拡張した別なものになっていることがわかると思う。
さらに、比較のために、新ウィーン楽派の一人、ウェーベルンのパッサカリア。


温故知新というわけではないだろうが、古典期に確立したクラシックの音楽技法から離れ(るために)、バロック、それ以前の音楽形式をもとにして新しい音楽を創造するということを現代音楽の作曲家はしたりするので、実は珍しいことではないのかもしれない。

形式的には、1楽章よりも2楽章のスケルツォの方がより伝統的で保守的のように思う。ではあるが、非常に激しく、そして、緊張感に満ちた厳しい音楽。一応、三部形式になっていて、中間部は比較的穏やかだけれども、普通、中間部はもっと穏やかで優しい曲調になるように思うが、中間部も嵐のような速度で一気に駆け抜けるように感じられ、聞いていて「これはスケルツォなのだろうか」という疑問に襲われた。しかし、私はこの曲の中でこのスケルツォが一番好きで、一番できているように思う。

3楽章は、嵐のような2楽章とは打って変わって神秘的な音楽になっているようだ。音の響きなど随分と工夫しているのだろうが、全体的に漫然としているようで、聞いていてやや退屈してしまった。これは、まったく、私の音楽的な好みの問題だ。なんたって私は、ホルストの『惑星』の場合、火星と木星くらいしか聞くことが出来ず、この2曲以外不要だと思っているのだから(^^ゞ


4楽章は、3楽章の静から再び動に戻る。なのだけれど、1楽章、2楽章と比較すると、全体的に統一感と緊張感を欠いているように思え、やや不満に思った。
音楽を単なる綺麗事ではすませなくなってしまった現代において、交響曲のフィナーレの作曲は、作曲者にとって難しいものなのかもしれない。

交響曲、特に4楽章形式の交響曲は過去の遺物で、もはや現代にそぐわない、時代遅れの音楽的形式なのかもしれない。


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今日のクラシック、ラザール・ベルマンの弾くクレメンティ作曲・ピアノソナタ第2番ロ短調 作品番号40 [今日のクラシック]

今日のクラシック、ラザール・ベルマンの弾くクレメンティ作曲『ピアノソナタ第2番ロ短調 作品番号40』です。


ネムネコはピアノだけの曲はあまり好きでない――ハッキリ言ってキライ!!――なので、ベートーヴェンをはじめに有名どころの作曲家、または、有名なピアノ曲程度しか聞かない。だから、この作曲家の名前くらいは知っていたけれど、ムツィオ・クレメンティ―のピアノ曲はほとんど聞いたことがない。NHKのFM放送などで聞いたことはあるかもしれないけれど、この作曲家のピアノ曲はまったく知らない(^^ゞ。なのですが、ちょっと、今日、クレメンティのピアノ曲を少しだけ聞く機会があって、なかなかスゴイ作曲家ではないかと思い、YouTubeでこの作曲家のピアノ・ソナタを検索したところ、たままた、ベルマンの弾くこの演奏を発見した。

ベルマンはリストなどの超絶技巧の曲をバリバリと弾きこなすヴィルトゥオーゾである、あったという知識はもっているけれど、このピアニストの演奏を聞いたことはほとんどない。
ということで、「どんな演奏をしているのだろう」と思い、聞いてみた。
好みはわかれるとは思いますが、なかなかの演奏じゃないですか。すごいケロ、と思った。

そう思っていたところ、ベルマンの演奏が終了し、自動再生されたホロヴィッツのクレメンティのピアノソナタを聞き、度肝を抜かれた。


「オレはこれまでこんな素晴らしい演奏を知らずに生きてきたのか」と、思わず、大きなため息をついてしまった。
ロシア出身のピアニストだからテクニックが優れているのは言うまでもなく、1楽章、3楽章の張り詰めた緊張感、そして、ヒトを惹きつけてやまない演奏の求心力は凄いね。
ホロヴィッツとベルマンとではタイプが違うので、また、スタジオ録音とライブ音源との違いもあって、単純な比較はできないけれど、このホロヴィッツの演奏を聞いたら、先に紹介したベルマンの演奏は霞んで聞こえてしまうようだ。
この録音は、凄いの一言に尽きるね。

古い録音なので、音質的には不満が残るだろうけれど、そんな不満をすべて吹き飛ばしてしまう歴史的な録音だと思うね、これは。

なお、たいしたことは書いていないけれど、作曲家であるクレメンティについて知りたいヒトは、例えば、以下のウィキペディアの記事などを参考にして欲しい。
https://goo.gl/6Fzs5Q

ウィキペディアに

ベートーヴェンは、ピアノ曲に関してはモーツァルトの作品よりもクレメンティの方がピアニスティックで素晴らしいと評価している。

と書いてあるように、古典派というよりも初期ロマン派的な、魅力にあふれる曲だと思う。
ここにある「ピアニスティック」という言葉がいいね。モーツアルトのピアノ曲は、基本的に曲の作りが単純だからね〜(^^)。


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18歳の藤田真央さん優勝 スイスのハスキル国際ピアノコンクール 日本人3人目  産経 [今日のクラシック]


日本人が優勝できる程度のコンクールだし、歴代の優勝者を見てもいまひとつパッとしたヒトが出ていないようだし、また、日本のマスメディアの誇大宣伝(・・?

YouTubeには、今回、このコンクールで優勝した藤田麻央の演奏の動画が幾つかアップされているようだにゃ。


ちょっと聞いたところ、このヒトもTastenkastenさんのいう「清潔なテクニック」を身につけているようだにゃ。ダイナミズムは感じさせるけれど、18歳(この動画がアップされたときは16歳(・・?)の若手だからこれは致し方ないのだろうけれど、表面的な演奏といった感。ところどころ、ハッとさせる聞かせどころはあるようだけれど、この演奏を聞いた限り、ネムネコはそれほど魅力を感じない。
だから、今後の成長に期待ということにしておこう♪


こちらは、昨年行われた、若手音楽家を対象とした何とかコンクールの第2予選の演奏のようだけれど、正直、この程度の演奏ならば「聞かなくていいわ。聞くのは時間の無駄!!」といった感が・・・。
これは日本人のクラシックの演奏家によく見られることだけれど、このヒトもまた表現者として最も大切な何かが欠落しているようだにゃ。
このことは日本の音楽教育に起因することなのか、はたまた、いまだ日本人がクラシック音楽を我がものとして消化吸収できていないために発生する事象なのだろうか(・・?

それはそれとして、聞き所は派手な強奏の部よりも音の弱いところ、弱奏部にあるようだにゃ。


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